「舞いあがれ!」 Fin

taxman

2023年04月01日 09:55

昨日は、ドラマ「舞いあがれ!」の最終回だった。

私の好きな映画は、人の一生を描いた映画が多いが、「舞いあがれ!」でもヒロイン舞の幼少期が丁寧に描かれていた。

舞の幼少期を演じた浅田芭路もよかった。

舞(福原遥)がかささぎで五島列島の飛行する際、流れた大河内教官(吉川晃司)の言葉も残る。

「プロになれば、君たちはまた苦しむかもしれない。ただ答えは一つではない。大切なのはどう生きるかだ。」


祥子ばんば(高畑淳子)が舞にかけた言葉もよかった。

「舞もばらもん凧ごたぁ どげん向かい風にも負けんと、たくましく生きるとぞ」(幼少期)

(最終回のかささぎで操縦桿を握る舞に)「舞や 向かい風に負けんかったね」


貴司(赤楚衛二)の舞に向ける視線も穏やかでよかった。
素敵なキャスト、家庭だった。



桑原亮子さんの脚本も素晴らしかった。

夢、会社経営、事業承継、起業、産学連携、地域連携、文学、コロナ禍、介護、家族、様々なテーマが出てきました。


エンディングは、舞のこんな言葉で終わった。

「こちらかささぎ、まもなく一つ目の目的地に到着します。」

舞を演じた福原遥のラストの表情も素敵だった。

福原遥の次回作が楽しみだ。


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