ブルース・スプリングスティーン&クラレンス・クレモンズ
春を感じさせてくれる日の週末、Bruce Springsteenの新譜『WRECKING BALL』を聴く。
ライナーノーツの見開きに亡くなった、E Street Bandの盟友、
クラレンス・クレモンズへの言葉が寄せられていた。
・・・一緒に並んで立つと、どの晩だって僕らは最強でした。僕らのなわばりでは、この惑星でも最強の数組に数えられたでしょう。僕らは一心同体で、僕らは強く、僕らは本物で、僕らは揺るぎなく、僕らは愉快で、僕らはひどくダサく、このうえなく真剣でした。そして僕らは皆さんの町へ行って、皆さんを揺さぶり、目を覚まさせました。僕らは一緒に、僕の歌と音楽の中で書いてきたものを超える友情のもつ可能性についてもっと古い、もっと豊かな物語を語ったのです。その物語ではスクーターとビッグ・マンは街をまっぷたつにしてしまっただけでなく、僕らは大暴れして、その街を作り直してしまった。僕らの友情がそれほど例外的ではない類の場所を作ったんです。
(中略)
クラレンスは死んでもEストリート・バンドを去りません。
彼がバンドを去るのは僕らが死ぬ時です。
ブルース・スプリングスティーン
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