2010年08月05日

シベリウス・フィンランディア

僕の好きなクラシックにシベリウス作曲の「フィンランディア」という交響詩があります。

「フィンランディア」が作曲された1899年当時、フィンランドは、帝政ロシアの圧政に苦しめられており、独立運動が起きていました。帝政ロシアは、この曲を演奏禁止としていましたが、フィンランド人は演奏することを止めることはしませんでした。

かるのさんのブログを読んで、この文章を書いていますが、「文化」とは、圧政、抑圧にも抵抗し、生き続け、その国民の意識の中に必然として、インプットされているものだと思います。国を占領しても、言語や音楽、芸術までも奪うことはできません。

交響詩「フィンランディア」には次のような歌詞があります。

「文化」に力はあるでしょう。


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Posted by taxman at 14:32 │music
この記事へのコメント
 文中で、
 「「文化」とは、圧政、抑圧にも抵抗し、生き続け、その国民の意識の中に必然として、インプットされているものだと思います。」
とは全くその通りだと思います。しかし圧政や抑圧なら分かりやすいのですが、そうならずに文化を霞ませるようになるのが現在だと思うのです。
 そういう中で、如何に気付きを示す事が出来るかが大事になってくると思います。
 
Posted by かるのかるの at 2010年08月07日 22:25
>かるのさん

文化を霞ませてしまうのは、テレビも一因かもしれませんね。
僕は、テレビをあまり見ませんが、楽しく生活しています。そうすると、気づくこともシンプルになってくるのかもしれません。
Posted by taxman at 2010年08月08日 08:30
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シベリウス・フィンランディア