学力とは何だろう。

学力とは何か、最近考えるようになりました。

自分の身につけたいことが、何か把握できて、それに関する本を探せて、自習できること。

そういう力を大学4年間で身につけられればいいです。

本を与えられるのは、学生生活で卒業。

学校を卒業したら、自分で探すことができればbetterです。
ここまでは、自分に対して思っていることです。


少し話題は変わります。
社会人になると既存の「セミナー」と呼ばれる勉強会は至るところで開催されています。そのよう場所へ行って勉強した気になっている人もいらっしゃいますが、勉強は自分でするものではないでしょうか。題材は参加者全員に同じように一律に与えてくれてとっつきやすいものとは理解できますが。
会計事務所はセミナーを開催する側ですが、セミナーは純粋な勉強というよりも、開催者の顧客獲得という事情があります。
勉強に慣れていない方を、取り囲む仕組みもあるわけです。
大学の3，4年時の専門課程の純粋に学問を追求する「ゼミナール」から派生した言葉なのでしょうが・・・・。


与えられる方が楽ですけどね。

苦労して身に付けた学力の方が役に立ちます。

そんな事情から、うちの会計事務所は、セミナーは頻繁に行いません。
こんなことを身につけたいという方がいらっしゃったら、個別に、易しく学べる本の紹介や共に学ぶことのお手伝いはしています。
クライアントの皆さまには、月に一度の月次訪問の中で、お話しさせて頂いている内容のうちの一つです。

知識を身に付けるには、自律的な姿勢、地道な過程があるのではないでしょうか。

PS　ここで述べられているセミナーは私が知る範囲の会計事務所主催のセミナーであり、営業色の薄い、単純に知らない事を教えてくれるいいセミナーもあるとは思います。