2011年07月15日
なでしこの花
夏から秋にかけて野山や河原に愛らしい薄桃色の花を咲かせるナデシコは、万葉集で多くの歌に詠まれ、源氏物語や枕草子にも登場するなじみ深い草花らしい。
可憐な花から愛する我が子と重ね合わせ、なでるように大切にするという意味でナデシコと名付けたとも言われる。
正しくはカワラナデシコという。だだしすてきな別名がある。カラナデシコ(セキチク)という中国産に対し、ヤマトナデシコの名が付けられた。清楚で凛とした花の印象から、転じて日本女性のことを大和撫子(やまとなでしこ)の美称で呼ぶようになった。
「石子(なでしこ)のその花にもが朝にもが朝旦(あさなさ)手に取り持ちて恋ひぬ無けむ」(大伴家持)
万葉の昔から、この花は歌人の心を揺さぶり続けてきたのだろう。野山や河原に自生するナデシコを目にした時、先人はその可憐な花に手を触れさせ、ソッと撫でて、心に秘めた人のことを思ったのだろうか。
ナデシコは夏の花。
花言葉は、「才能」、「快活」。
アメリカとの決勝戦は、7月18日未明。
日本にしかできないサッカーで、快活で美しい花を咲かせて欲しい。
可憐な花から愛する我が子と重ね合わせ、なでるように大切にするという意味でナデシコと名付けたとも言われる。
正しくはカワラナデシコという。だだしすてきな別名がある。カラナデシコ(セキチク)という中国産に対し、ヤマトナデシコの名が付けられた。清楚で凛とした花の印象から、転じて日本女性のことを大和撫子(やまとなでしこ)の美称で呼ぶようになった。
「石子(なでしこ)のその花にもが朝にもが朝旦(あさなさ)手に取り持ちて恋ひぬ無けむ」(大伴家持)
万葉の昔から、この花は歌人の心を揺さぶり続けてきたのだろう。野山や河原に自生するナデシコを目にした時、先人はその可憐な花に手を触れさせ、ソッと撫でて、心に秘めた人のことを思ったのだろうか。
ナデシコは夏の花。
花言葉は、「才能」、「快活」。
アメリカとの決勝戦は、7月18日未明。
日本にしかできないサッカーで、快活で美しい花を咲かせて欲しい。
Posted by taxman at 09:22
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