2013年08月04日

香陵同窓会~当番回期を終えて

8月3日、沼津リバーサイドで、高校の香陵同窓会が開催されました。

530人の同窓生が集まりました。

記念講演会は、京都大学大学院文学研究科教授で、第6回司馬遼太郎賞を受賞された杉山正明さん(香陵65回卒)が「中国の現状と今後」という演題でお話し頂きました。

素晴らしい話しでした。
私の知っているのは、会計学の大学教授が多いですが、大学教授・プロフェッサーというのは、こういうものだという感銘を受けました。

知らないことを少なくするために、勉強する。
中国、韓国の現状について、普段聞けない話を聞けました。

沼津東高の卒業生は、「得体のしれないパワー」を持っている人が多いような気がしますが、私も「租税法」と税理士実務で研鑽を重ねようと改めて、刺激を受けました。

偉大な先人、先輩(そうでない方も少なからずいらっしゃいますが)を持つ我々は幸せです。

我々の同期は、27人集まりました。

高校時代は、10代の短い3年間。
大人になって、かつての同級生と、「美味しいお酒」が飲めるのは、幸せなことです。

私が、23歳の夏に読んだヴェルヌの『十五少年漂流記』という小説があります。
文字通り、15人の少年が、無人島に漂着して、火を起こし、魚を獲り、住まいを作り、生き延びて行くために成長していく話しですが、
少年たちは、砂糖を手に入れ、木の実を発酵させ、「お酒」を作り出す場面があります。寝室のほかにも、勉強部屋を作り、知識を付けることも始めて、お酒を嗜むようになります。とても美味しいお酒なんでしょうね。
かつては、お酒を飲めなかった10代の少年たちが、再会して、美味しいお酒を飲む。なんかいいね。

香陵同窓会~当番回期を終えて
香陵81回應援団副団長 田中一要君の指導で、『一度立ちし』。左側は、香陵82回應援団団長 杉山昇君

香陵同窓会~当番回期を終えて 
香陵81回應援団長 浅井由剛君の指導で、500人が『校歌』を歌う。

総会に先立って頂いた、現役の『沼津東高新聞5月18日号』では、應援団員の減少と「存在意義を知りたい」という記事がありましたが、
沼津東高の應援団長というのは、20歳上の上級生の方まで、黙らして、起立して、校歌の指導ができるものです。
校歌・応援歌指導は、ある意味「理不尽」なものです。

しかし、世の中に出れば、「理不尽」を受け入れなければならないことはあります。
15歳まで、親に大事に育てられて、進学校に合格して浮かれている、15歳をガツンとするのは、私には悪いことには思えません。

上場企業の中には、「新入社員のみそぎ研修」と称して、冷たい海に入らせたり、大きな声を出させる、新人研修とはわけが違うと思います。
15歳の浮かれている子供と、22歳の大人とでは、意味合いが違うでしょう。

香陵同窓会~当番回期を終えて
最後に同期で、パチリ。

久しぶりの再会と皆の笑顔が嬉しかった沼津の週末でした。


香陵81回(高38回)  川口 明彦







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