サッカートレーニングシューズ

ここ5年間くらいずっと欲しかった靴を買いました。
PUMA　サッカートレーニングシューズ、メキシコIT（インドア・トレーニング）。




僕が、サッカーを始めたのは、小学校3年生の時でした。
小学生の頃は、お金を貯めて、街のサッカーショップに行くのが何よりの楽しみでした。
そんな日は朝からわくわくでした。
シューズやトレーニングウエアに付いていたサッカーブランドのタグは、机の中に大事にとってあって、
栞がわりに本にはさまれていました。

20代の頃、勉強や仕事が上手くいかない時に、「よし週末になったらサッカーショップへ行って、店で一番かっこいいイタリアブランドのトレーニングウェアを買って、ジョギングを始めよう」なんて思って行動したもの。

僕が学生時代は、サッカーブランドと言えば、adidas、PUMA、asicsくらいしかなかったけれど、今では、diadora(イタリア)、lotto(イタリア)、UMBRO(イングランド)などのおしゃれなヨーロッパブランドのサッカーギアが日本でも手に入るようになりました。
小学校一年生くらいで、まだサッカーを始めたばかりの男の子が、lottoでコーディネイトされたウエアとスパイクを履いていると、きっとお母さまがおしゃれなんだなと思うこともあります。

最近のサッカーのスパイクやトレーニングシューズはフットサルの影響か、シンプルなデザインのものが少なくなってきているのが残念。ユニホームでも余計な折り返しやデザインを入れないシンプルなものがかっこいいのになぁ。
今回買ったメキシコITは、ボールを蹴らずに、「普段履き」として履きます。黒い天然皮だから、ジーンズにも合わせやすい。

PUMAもadidasもnikeもサッカーシューズやトレーニングシューズは一年サイクルでデザインが変わるけれど、メキシコITは何年も作られ続けられている普及の名作、裏のゴム底のソールをポイントのあるソールすれば、そのままスパイクになる。そのスパイクは何年も作られ続けられている「PUMAパラメヒコ」、ジュビロ磐田の中山雅史や多くのJリーガーに使われ、プレーされている。シンプルなものの中にこそ伝統もある。

このラインのPUMAは、ペレ、クライフ、マラドーナも履いていた。
PUMAのサッカートレーニングシューズを履くのは、大学生以来。
もう東京のアスファルトを踏みしめることはあまりないが、晴れた日には、この靴を履いて、外へ出かけよう。